忍野みみづの日記帳

おえかきとかゲームとかとか

Hitman3のFreelancerモードに関する所感

※本ページに記載されているFreelancerモードの情報はベータ版のものであり実際に実装されるかは未定です

先日、Hitman3のベータテストに参加してきました

試しに応募してみたら、案外すんなり通ってしまって合計20時間ほど遊んだ次第です

全体的な感想とゲームモードの仕組み

遊んだ所感として、全体の評価はまずまずといったところ。今までHitman3は700時間ほど遊んできたわけですが、従来のゲームモードは一部エルーシブターゲットを除いてターゲットは指定のNPCで固定されていました。Freelancerモードではターゲットは今のところランダムっぽく決められます。ただ、既存のNPCだけから選ばれているわけではなく新規で追加されているNPCもターゲットにされているっぽいですね。(サピエンツァの広場などNPCがあまりに多いと既存のものかわからなくなる)

そして、三回もしくは四回に一回ショーダウンというボス戦が行われるという感じで進んでいきます。ここら辺の説明はIOIの公式ホームページでも紹介されているものですね。

ボス戦が終わると存在する銃からランダム(レア度は一定以上固定?)なものがゲット出来てそれが次回以降のミッションに使える感じですね。ミッション内でもゲームモード専用の通貨で武器売人から購入する形で持っていない武器を入手することもできるみたいです。

このゲーム内通貨、入手は以下の通りで

  • ミッションで提示される三つのオプションと一つの追加オプション(SASOとか)の達成

  • マップ内に設置された金庫(三つのオブジェクトをカメラでスキャンして開ける、当然違法行為)とクレート(大体持ち越し不可なアイテムが入っているがたまに通貨やセーフハウスに所蔵できる武器も入っている)

  • たまにミッションに出現する通貨を持つ人を気絶ないしころころすると落とす

意外とすぐに貯まる印象です

ボス戦の失敗や戦闘不能になるとペナルティが与えられるので注意が必要ですね

セーフハウス内にはバナナやカーバッテリーなど、かつては持っていくことのできなかったアイテムが設置されていてミッションに持っていくこともできます。ギアキャパシティという所持数制限を除けば既存のゲームモードよりはるかにプレイの自由度が上がったように感じます。また、新しいアイテムとして水やオイルの入ったキャニスターがあり、任意の場所に水溜りやオイル溜まりを作って色々悪さができるようになりました

良かった点

新しいアイテム、そしてセーブができないやりがいのある環境は良かった点だと感じました

難易度はエルーシブターゲットを超えていると言え、一度もセーブできず初期はアイテムもなく挑むという仕様はやりごたえがかなりあります

マップに配置されているアイテムも一部が削除されていたり、徘徊するNPCが増えていたり各所変更点があり新鮮さを感じる部分が多かったです

Hitman3はステルスゲームとして独自の地位を築いていて、新たに追加されるモードはローグライクなプレイを可能にしてゲームの幅を広げるでしょう

愛用の武器をアンロックするためにあくせく働いて、ついに手にしたときは達成感がすさまじいです

気になる点

初期装備があまりにも何もないことで初期ミッションから続くキャンペーンは難易度がありえないくらいに高い点はかなりつらかったです。特にサイレンサー付きのピストルがないのは特にミッションできつい部分で、サイレンサーもないバカでかい音を発するピストルでどうにかカメラを無効化したりプロパンを爆破したり結構大変でした。5発限定リロード機能なしだけどサイレンサーは付いているというだけでいつも持ち歩いていたほどです......

またセーブできないというのも低スキルプレイヤーとして結構きつかったところですね。平均どれくらいセーブロードしなおすかを数えたことはありませんが少なくとも一回は毎回ロードを挟むので、やり直しがきかないというのは緊張感がありそして度々死ぬことにもなりました。(ゴールドボーラーを手に入れた直後の失敗とかは特にきつかった印象です)スキルのある暗殺者諸兄はむしろこの点はいい難易度調整になるかもしれませんが初心者にはちょっと厳しすぎるかもしれないですね

また一番気になった点は報酬のしょぼさやランダム性でしょうか。頑張って倒したボス戦のあとに渡されたのがレア度が高いショットガンとかだったら暴動を起こしていいと思います。いつ使うんだって話ですから。シルバーボーラーをよこせという気分でプレイしていました。格闘武器全般も使う機会がないのに報酬としてもらえるという状況が続くため、初期ミッションは本当に大変でした。プロパンって偉大なんだと感じた瞬間でもありますね(笑)

商人がランダムなアイテムを売るのはいいんですが報酬はせめてという気持ちでプレイをしていました。

最後に

不満点はありつつもそれなりに楽しめたと思います。今までやってたことはヌルゲーだったのかと感じさせる難易度で唐突に頬をぶたれた気分です。良いにつけ悪いにつけチャレンジングな体験をしました。しかしアイテムなしがここまで厳しいものだとは思いませんでした。正式リリースまでに暗殺家業の腕を磨いておきたいですね。では~